「ROMA」感想

Netflix映画「ROMA」が劇場公開されたので観賞してきました。
こんな映画は初めてです。
まさか映画館で2度も寝てしまうとは…
映像はなかなか良いですが、ストーリーは微妙、はっきり言えばツマランです。
これが何故アカデミー賞脚本賞にノミネートされたのか、識者の方に教えてもらいたいぐらいです。

撮影賞に関しては納得で、いつも組んでいたルベツキではなく、キュアロン自ら撮影したというのは凄すぎる。
最後の波のシーンとかどうやって撮ったんだろう?

この作品はキュアロンの思い出の中の話ということで全編モノクロ映像となってますが、白黒をずっと観るのって疲れるんですね。
モノクロだから主人公と雇用主との肌の色の違いが伝わりづらい。
そうすると、先住民でメイドの主人公とスペイン系白人との雇用主という対比が日本人には分かりづらいのではないでしょうか。

この作品が凡庸とは程遠いものであることは理解出来ましたが、僕にとっては面白い作品ではありませんでした。