「グリーンブック」感想

今年のアカデミー賞作品賞に輝いた「グリーンブック」を観てきました。

感想は「普っ通~」って感じです。
傑作ではないが、決して悪い映画ではない。
主役のトニー役ヴィゴ・モーテンセンは粗野なイタリア系アメリカ人としていい味だしてますし、ドン・シャーリー役のマハーシャラ・アリは言わずもがな。

白人と黒人の交流を描いた映画というと「最強のふたり」「最高の人生の見つけ方」「ドライビングMissデイジー」などがありますね。
いずれの作品も裕福な白人とそうでない黒人が出てきます。
「グリーンブック」は逆で裕福な黒人と貧乏な白人という構図になってます。
金持ちだけど、家族や愛に恵まれないドン・シャーリー。
片や金は無いけど、愛する妻や息子、大家族がいるトニー。
非常にありがちな構図です。

脚本に関しては上で述べたように極々フツーなお話で、貶すほどではないが、絶賛するほどでもない。
でも、観賞後はなかなかに爽やかな気分になれる佳作でもあるんですよね。